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納得!ウィークリーマンションの契約形態と基礎知識

カレンダー2017.09.30
納得!ウィークリーマンションの契約形態と基礎知識

ウィークリーマンションはよく耳にしますが、一般の賃貸マンションとの違いはなんでしょうか。
ホテルに近い使い方はできますが、入居方法が分からない人も多いでしょう。

契約形態や賃貸期間など、ウィークリーマンションの特徴や基礎知識について説明します。普通の賃貸物件とはどう違うのかを踏まえて、ウィークリーマンションを便利に使ってください。

普通の賃貸マンションとの違いは?

ウィークリーマンションは一定の期間だけ借りることができるマンションで、ソファーや家電品などの家具が付いているのが一般的です。
身の回りの簡単な荷物だけで使えるため、出張などで利用されることが多い傾向があります。

ホテルと一般の賃貸マンションの中間的な存在ですが、法律の面で見るとホテルと同じ扱いをされています。そのため、利用にはホテルに宿泊する場合と同様の契約が優先されます。

しかし、不動産業者が運営している場合は一般の賃貸物件としてみなされることになり、賃貸借契約が必要になります。これでは、結局どちらの扱いになるのか分かりません。実は、ウィークリーマンションの場合は独特な契約形態があります。それが定期借家契約です。

定期借家契約ってなに?

定期借家契約と一般的な賃貸借契約との大きな違いは「一定の期間が来たら退去する」というもので、更新がありません。通常の賃貸マンションや借家の場合は、契約期間が満了する時には更新することができます。

しかし定期借家契約にはそれがないのが特徴です。定期借家契約とは、2000年に施行された「定期借家権法」によるもので、どんな理由がある場合でも更新は一切認められません。

一定期間の予定で使っていた人が、何らかの事情でその期間が途中で延長になっても、一旦退去して違うウィークリーマンションを探さなければなりません。その代わり、立退料などが発生しないという気軽さと安心感があります。
そのため、出張など短期での利用者が多いです。定期借家契約のおかげで立退料がないため、賃貸物件では出回りにくい高級物件でも利用しやすいというメリットもあります。

借りる期間は設定できるの?

ウィークリーマンションに適用される定期借家契約と一般的な賃貸の契約形態は他にも違いがあります。それは、貸す側が自由に期間を設定できることです。

定期借家契約には固定された期間がありません。1日でも5年でも設定が可能です。そのため、近年は1日単位で利用できるデイリーマンションや、月単位で契約できるマンスリーマンションなども出ています。

物件が立っている立地に合わせて、貸す側がデイリーやウィークリー、マンスリーなど自由に設定できる契約形態なのです。
これは利用者側にとってもメリットと言えます。旅行や出張など目的に合わせて自由に物件を選べるので、その選択肢が多いことになります。ホテルを考えればさらに柔軟な選び方ができるでしょう。

物件の探し方と使い方は?

ウィークリーマンションは、インターネット上で簡単に検索ができます。スマホ対応しているところが多いので、いつでも気軽に探せます。
ウィークリーマンションを運営している会社の多くは、デイリーからマンスリーまで対応しているため、滞在日数に応じて無駄なく契約が可能です。

また、中には家具が付いていない部屋が見られます。家具がない場合は、例えば引っ越しまでのつなぎとして利用する場合や、自分で自由に家具を搬入したい人にとって便利な使い方ができます。

ウィークリーマンションのほとんどは、駅に近い場所や飲食店の多い場所など利便性の高いところに立地しています。

オフィスのような使い方はできませんが、定期借家契約という立退料がかからない手軽な契約形態を利用して、ホテルとマンションの中間的で便利な物件としてウィークリーマンションを利用してみましょう。

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