ウィークリー・マンスリーマンションの特徴
いろいろな営業形態が存在するウィークリーマンションですが、こちらではタイプ別に、賃貸マンションを借りる場合との違いと特徴をご説明いたします。
賃貸マンションを借りるのと、ここが違う!!
- Aタイプ空室活用型
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- 生活できる家具・備品が全て完備。
- 礼金、手数料は一切なし。
- 電気・ガス・水道料の手続きは一切なし。
- 火災保険は不動産会社が加入。
- NHKにも不動産会社が加入。
- 2ヶ月に一度はプロの無料清掃とリネン交換付き。
- Bタイプ専門型
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- 普通賃貸物件の入居時にかかる費用(敷金・礼金)が一切掛からない。
- 生活に必要な家具や電化製品はすべて揃っているので、わざわざ新規購入の必要がない。引越し費用も掛からない。
- 普通の賃貸物件を使用しているので、ビジネスホテルなどよりも広い。
- 利用者がビジネスマンが多いということもあり、駅から近くスーパー(コンビニ)などの環境を考え、用意された物件が多い。
- Cタイプホテル型
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- 敷金、礼金が掛からない。
- 生活に必要な家具、備品が揃っている。
- 引越しの手間がかからない。
- フロントのサービスが受けられる。
- 24時間体制の在館スタッフがいるので、緊急の場合にも安心。
ウィークリー・マンスリーマンションとビジネスホテル 比べてみると・・・
Aタイプ空室活用型
ウィークリー・マンスリー | ビジネスホテル・旅館 | |
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空間 | 生活空間がもてる。精神的にリラックスできる。 | 無機質空間である。 |
広さ | 平均7~8坪の広さがある。 ベッドの上以外にも横になれるくつろぎスペースがある。 |
平均4坪の広さしかない。 ベッドの上しか横になる場所がない。 |
公共料金 | 公共料金、一律20,000円 | TV・暖房などが有料(100円玉が多数必要になる場合がある) |
照明 | 読書や仕事ができる明るさがある。 | かなり暗い。 |
テーブル | テーブルが広いため、仕事の書類等を広げるにはとても便利。 | テーブルが狭い。 カウンターのところもある。 |
窓 | 開閉が自由にできる(換気自由) | 開閉できないところが多い。 |
出入り | 出入りが自由 | 外出の度、フロントにキーを預けなくてはならない。 |
玄関 | 靴を着脱するスペースがある。 | 靴を着脱するスペースがない。 |
食事 | 炊事ができるので、好きなものが食べたいときにたべられる。 | 決められた時間にしか食べられない。好きなもの、食べたいものが食べられない。 |
設置物 | 生活する上での設備をすべて完備している。 | 生活する上で補充しなければならない物が多い。 |
プライバシー | 掃除は自分でしなくてはならないが、プライバシーは守られる。 | 一日中寝ていたくても、清掃のため外に出されることがある。 |
風呂・トイレ | お風呂とトイレが別々 | ユニットバス(バスルームの中にトイレ)の所が多い。共同トイレ、共同風呂の所もある。 |
消費税 | 消費税なし | 消費税5% |
Bタイプ専門型
ウィークリー・マンスリー | ビジネスホテル(洋室) | |
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空間 | 5坪以上。ベッドの上以外にも横になれる場所がある。 | 4坪程度。ベッドの上しか横になる場所が無い。 |
照明 | 読書や仕事ができる明るさ。 | 部分照明が多く、全体的に暗い。 |
食事 | 自炊OK。好きなものが食べたいときに食べられる。 | 炊事不可。外食、お弁当など。 |
開放感 | バルコニー完備で窓が多く、明るい室内。休日はゆっくりくつろげる。 | 小さな窓で、暗い室内。 |
プライバシー | 出入り自由。家族や、友人を部屋に呼べる。 | 室内清掃の為、1日中部屋に居られないときがある。外出の度フロントに鍵を預けなければならない。 |
その他 | 清掃、掃除は自分でやるしかない。 | リネン交換、室内清掃付き。 |
Cタイプホテル型
ウィークリー・マンスリー | ビジネスホテル(洋室) | |
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宿泊 | 1日単位。1週間、1ヶ月等長期滞在割引あり。 | 1日単位。 |
設備 | 生活必需品完備。自炊用品レンタルあり。コインランドリー(洗濯機、乾燥機)・ロビー(自販機) | 生活用品は冷蔵庫とグラス程度。自炊不可。 |
サービス | コピー(有料)・FAX(有料)・宅配便の発送・受け取り・郵便物の受け取り(フロント営業時間9:00~18:00) | 食事つきのところもある。 |
防犯 | 24時間防犯体制。玄関暗証番号付きオートロック。部屋カードキーシステム(一部オートロック) | 24時間体制在館スタッフ対応 |
緊急時 | 24時間体制在館スタッフ対応 | 24時間体制在館スタッフ対応 |
経費から見た比較
Aタイプ空室活用型
※一年住んだ場合の費用比較
ウィークリー・マンスリー | 賃貸マンション | ビジネスホテル | |
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初期費用 | 900,000円 | 593,000円 | 0円 |
初期費用内訳 |
・利用権購入費 ・トータルサポートシステム加入料:36,000円(1年分) ・生活必要費用(水・光熱費込み) ・家具、家電付き |
家賃60,000円の物件の場合 生活必要費用 ・家具、家電購入費:200,000円 ・水、光熱費:13,000円 物件費用 ・敷金:家賃2ヶ月分 ・礼金:家賃2か月分 ・仲介手数料:家賃1か月分 ・前家賃:家賃1ヶ月分 ・家財保険料(2年分前払い):20,000円 |
1泊1名6,000円の場合 |
入居後 | 0円 | 803,000円 | 2,190,000円 |
内訳 |
生活必要費用 ・水、光熱費:13,000円×11ヶ月 物件費用 ・家賃11か月分 |
6,000円×365日 | |
1年間での総額 | 900,000円 | 1,396,000円 | 2,190,000円 |
内訳 | 退室費用込み |
・2年毎に更新料:家賃1ヶ月分 ・退室費用は入居者負担:12ヶ月分合計 |
チェックアウト時に精算 |
Bタイプ専門型
たとえば、お一人でシングル一泊1万円のホテル(旅館)に30日間宿泊した場合30万円かかるところが、ウィークリーマンションでは半額程度で利用できます。
ウィークリー・マンスリー | 賃貸マンション | ビジネスホテル | |
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月額料金 | 171,000円(公共料金含む) | 70,000円(公共料金別途) | 0円 |
礼金 | 0円 | 140,000円 | 0円 |
敷金 | 0円 | 140,000円 | 0円 |
保証金 | 0円 | 73,500円(仲介手数料) | 0円 |
生活備品 | 60品目以上完備 | なし | 最小限 |
その他 | 着替えのみでOK | 生活用品費用、引越費用等 | 着替えのみでOK |
1ヶ月必要費用 | 171,000円 | 423,500円+α | 240,000円 |
2ヶ月必要費用 | 477,000円 | 563,500円+α | 720,000円 |
3ヶ月必要費用 | 936,000円 | 773,500円+α | 1,440,000円 |
※賃貸マンションの料金は、礼金2ヶ月・敷金2ヶ月・仲介料1ヶ月として計算しています。
Cタイプホテル型
ウィークリー・マンスリー | ||
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宿泊費用 | 1週間 | 28,000円より |
1ヶ月 | 108,000円より | |
保証金(チェックアウト後に光熱費、電話代を差し引いて返金) | 1週間(7泊8日) | 10,000円 |
8日以上2週間(14泊) | 15,000円 | |
15泊以上3週間(21泊) | 20,000円 | |
4週間(22泊)以上 | 25,000円 |
ウィークリー・マンスリーマンション基礎知識
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- ウィークリー・マンスリーションって?
- 賃貸・ホテルとの違いや、一般的に設置されている設備についてもご紹介。
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- 営業形態をタイプ別に解説
- ウィークリー・マンスリーマンションは大まかに3タイプに営業形態が分かれています。
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- ウィークリー・マンスリーマンションの特徴
- 賃貸・ホテルとを比較。入居した場合に掛かる費用の参考にお役立てください。
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- カバンひとつでお引越し
- ウィークリー・マンスリーマンションの設備や備品をうまく活用して身軽にお引越し。
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- 仮住まいにも最適なウィークリー・マンスリーマンション
- 自宅のリフォームや建替え時の一時的な仮住まいに最適です。
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- ウィークリー・マンスリーマンションの賢い使い方
- 出張だけじゃない!様々な利用シーンにウィークリー・マンスリーマンションがきっと役立ちます。